妻に薦められて入院中に上下を2日で読み切ってしまいました。『ダ・ヴィンチ・コード』のダン・ブラウンの作品です。ラングドンシリーズとは異なり、宗教色は全く無し。大統領選やホワイトハウス、NASAなどを巻き込んだ陰謀の話です。実在する近代兵器などがふんだんに取り入れられ、「本当?」と思ってしまう技術なども登場します。NRO(国家偵察局)という聞いたこともなかった実在の組織などにも言及されており、それだけでも興味深いです。
ストーリーの進み方も『ダ・ヴィンチ・コード』と共通しており、場面の異なる短い章が連続し、飽きること無く読み進めていけます。また、常に主人公と共に読者も謎を抱えていくため、ラストで明らかになる黒幕は想像もつきませんでした。(というか、まんまと騙されてました)
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