JFEスチール工場見学のお知らせ
http://www.jfe-steel.co.jp/works/east/chiba/community/kengaku.html
JR蘇我駅から徒歩15分で、見学センターに到着。簡単な説明の後、ヘルメット・軍手を手に、バスに乗り、工場内を移動します。途中、あまりに大きな設備に圧倒されました。
昔はJRが乗り入れていたとか。線路もあり、現在は工場内のみで動いています。
着いたところは第3圧延工場。ここで、無線機を配られ、熱間圧延を見学しました。圧延工場では、ヨーカンのような形の鋼の固まり「スラブ」を圧延機で延ばし、鋼板に仕上げて行く様子が見れます。厚みが20cm以上あるスラブが、圧延機を何度も通過し、数ミリの鋼板になります。スラブは1100度C程度ですので、まだ真っ赤な状態です。これが最終的には、ロール上の銀色の鋼板になります。この時点でも500度C程度あり、3日ほどかけて常温に戻してから、出荷するそうです。すべてコンピュータ制御されていて、数名の技術者で稼働できるそうです。
溶鉱炉が見れると思っていたら、溶鉱炉自体は密閉されていて、見学しても鉄の様子は見れないとのこと。第6溶鉱炉は、この製鉄所のシンボル的な存在で、現在稼働している唯一の溶鉱炉です。
蘇我駅からも見えるのは第5溶鉱炉。こちらはすでに稼働しておらず、現在解体作業中だとか。
見学終了後、ジュースで一息ついてから、ビデオで鉄ができるまでの説明を聞き、質疑応答があって、見学会は終了です。お土産に、石炭と鉄鉱石のかけらをもらいました。
ここは将来、息子を連れて、もう一度来たいなあ。
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