一気に読んでしまいました。Web2.0関連の書籍が溢れる中、ちょっと毛色の違う論点が新鮮でした。もちろんGoogle・Amazonに関するわかりやすい説明もありますが、そこから展開する「一極集中」がテーマとなっています。
人々は果てしなく広がる情報をもてあまして、アマゾン的なパーソナライゼーションに進むだろうし、求める情報はグーグルが提示した数千万個のうち上位十数個しか見ないだろう。情報が多様化すればするほど、どうしても最適化された一極集中の情報を摂取せざるをえないのだ。森健 『グーグル・アマゾン化する社会』
本書でGoogleやAmazonのアーキテクチャーの解説を受けた後、このフレーズを読むと、妙に納得できてしまいました。Web2.0やGoogle本に飽き飽きしている人におすすめです。
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