知ってて損は無いと思い、無料だったこともあって参加してみました。
講師はFPアソシエイツ&コンサルティングの神戸孝氏。
団塊世代の方々が退職金を手にした時に、いざ運用を考えるのでは遅すぎる。その前に損をしないためのコツを掴んでおいてから退職を迎えましょう、といった感じの内容。
まずライフプランを立てること。6つのステップ。
- 現状把握・ライフスタイルの明確化
- 具体的な生活設計の作成
- 問題点の発見・整理
- 対応策の検討、効果の確認
- 実行
- 継続的なメンテナンス
「現状把握・ライフスタイルの明確化」には、24時間時計を書いてみるとよい。現在の自分の平均的生活を24時間に見立てた円の中に書き込んでいく。サラリーマン男性はだいたいすぐに書き終わる。それができたら今度はリタイヤ後の生活を想像して同じように書き込んでみる。多くのサラリーマン男性はここで悩んでしまい、それを見た妻はがっかりするらしい。
具体的にどれくらいのお金があれば、リタイヤ後に不安なく暮らせるのかを予想するために、5年後、10年後までを見据えたキャッシュフロー表を作るというのが重要。長期的な戦略を立てるのに必要。
資産運用で勝つには「資金量」「情報収集」「情報分析」「運」が必要だが、個人で持てるのは「運」くらい。個人での投資には「時間」を最大の武器として使うこと。
こういった現状把握と目標設定をした上で、対策を立案。FPアソシエイツ&コンサルティングでは以下の3つの観点から見直している。
- 支出を減らす
- 収入を増やす
- 運用
ということで「資産運用」の考え方を説明。「投資」と「投機」の違い、株式売買の3種類のスタンスを理解した上で、資産運用の王道を学ぶこと。
- 時間を武器にした「複利効果」を味方にする
- 複利効果のブレを少なくするための「分散投資」を行う
分散投資(ポートフォリオ運用)する際の商品選択には、特性を理解して臨む。
シャープレシオをきちんとチェックする。
- 負けにくい状況を作った上で、追い風を待つ
- ポートフォリオを1〜2年かけて構築
- リバランスを定期的に行う
短期間でお金を儲ける話はたいてい大きいリスクが伴う。長期戦略を練って、損をしないコツを身につけ、地道に実践していくのがポイントなようです。
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