6代目ボンドのダニエル・クレイグは前評判が悪かったらしいですが、公開後は「過去最多のボンドを演じるかもしれない」とまで言われているそうです。そう言えば、シリーズ初の金髪ボンドか?
まず感じたのは、スマートで抜け目無い感じがちょっと足りないかも。でもダブルオーに成り立てって言われるとそれもありかなと。前半の追跡アクションシーンはとにかく息つく暇もなくすごい。ここだけでも金を払う価値あり。
カジノでのやり取りでも荒削りな感じがチラホラ。マティーニを注文する時も、まだ作り方にはこだわりがないみたい。
後半はちょっと飽きました。長過ぎるよ。もっと削るとこ削って欲しいな。ラストに向かっての流れはちょっと間延びした感じ。Mとのやり取りで話がわかるっていうのも強引かなあ。でも、ラストはビビビってきましたよ。結局その台詞なのね。
その他思ったこと。
- ボンドカーはやっぱりアストンマーチン。BMWよりこっちですよ。1台目は手に入れる過程も笑えましたが。
- ボンド自体は悪くなかったと思う。でもねー、筋肉に隠れたお腹のポッコリが少々気になる。身体の締まりが微妙な感じ。決してヤワではないのですが。
- ショーン・コネリーのボンドが好きなら、彼も気に入るのではないかな。ロジャー・ムーアやピアース・ブロスナンはユーモアのシーンにプレイボーイ的な印象があって好みではありませんでした。かっこいいけどね。そういう点ではティモシー・ダルトンが結構好きだったのですが、彼はボンドを演じるにはちょっと華奢な感じがしましたし。その点、ダニエル・クレイグは生真面目さがにじみ出てて好感が持てました。
007 カジノ・ロワイヤル
http://www.sonypictures.jp/movies/casinoroyale/
次回作があれば観に行きたいと思います。
---追記---
オープニングで引き出しから銃を取り出す時に、脇にあるのはiPodだったのかなあ?
MI6のエージェントがGoogleを使っているのにも笑ってしまった。
携帯電話はSony Ericssonでした。
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