Twitterでの日々のツイート中心。日々思うことやメモなどを書き留めていきます。Webディレクター、Webサービス企画・運用、大人の学び、企業内教育、eラーニング、元DTPインストラクター、村上春樹、Five Star Stories、YMO、坂本龍一、菅野よう子、P-07A、Macユーザー歴15年、息子2歳、子育て、映画、音楽、本、三尖弁、肺気胸、etc.
2007年10月11日木曜日
「超」整理法〈3〉
「超」整理法シリーズの最新本。押し出しファイリングから始まり、時間管理を経ての第三弾は「捨てる技術」だった。
書類は増え続けていくのがビジネスの常。スペースにも限りがあるのだから、不要な書類は捨てましょう。でも、捨てるにはなかなか勇気がいるし、分別も大変だから、バッファーを作って時間にそれを解決させましょう。といった感じの内容。
バッファーについての考え方。仕事上、スケジュールにバッファーを持つことは常に意識していたが、書類を捨てるという行為にもバッファーを設けるというアイデアは面白い。これは時間軸で管理する「超」整理法だからできる方法だと思う。
PCのデータ管理についての部分は、あまり学ぶべきところはない。他の著書やノウハウを検討すべきだと思う。ウィンドウズのデスクトップにあるゴミ箱を「バッファー」と例えていたが、そんな使い方、危なくてできるわけない。
本、CD、写真の整理については、相変わらず有力な手段は見つかっていないらしい。これが解決できると、私としてはすごく助かるのですが。
「超」整理法について3冊を読んでみましたが、個人的な整理には良いかもしれないが、チームや部署などで応用できる部分は非常に少ない。やたらと同じ手法を強調するところが冗長でたまに嫌になる。
これから読もうという人は、内容が古いことを覚悟した上で1冊目を読むか、旧2冊の引用が多いことは割り切った上で本作を読むか、のどちらかでいいと思う。
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