プログラムフローモデル
キックオフイベントから始まり、講義・試験・グループ学習などに区切られたインストラクター主導のモデルにおいて、活動のいくつかを自己学習やeラーニングに置き換えることで実現できる。
- 学習者の参加意識が高く、自然とトレーニング計画が立てられるため、最後まで遣り通す強制力がある。
- 詳細な進捗の追跡が可能。プログラムの各段階を監視しやすい。
- ほとんどの人が慣れた学び方である。
- 修了を確実にする認証プログラムに役立つ。
- 変更や維持が容易。不成功な要素は見直しや除外が可能。
コアアンドスポークモデル
単一のメディアを単一のコース(コア)として扱い、他の媒体や学習活動を補足資料(スポーク)として使う。補足資料は自由選択でスケジュールされず、学習者がどれを使うかを選択できる。また学習者が足並みを揃えて学習する必要も無い。
段階的な作成が可能。コアを作った後で、時間をおってスポークを追加できる。- 自主的な学習者が前提となるため、使用への追跡や強制が必要ない。
- スポーク教材は利用を促すイベントとして使用できる。
- スポーク教材は学習者の必要に応じて利用促進が可能。
- 教材の開発スピードを速める。
- 柔軟な組み合わせが可能。
プログラムフロー | コアアンドスポーク | |
---|---|---|
スケジュール | 線形フロー | コアコースは線形。任意の補助教材。 |
柔軟性 | 学習維持のために、スケジュールは強固。修了は同期。 | スポーク教材は任意で、自分でスケジュール管理が必要。 |
利点 | 進捗、修了状況、効果が評価しやすい。 | 作りやすく、時間とともに修正しやすい。 |
課題 | スケジュール手配、インストラクター手配など。 | 高いレベルでの学習促進が難しい。個々の評価が困難。 |
学習者の反応 | 学習者の出席が必要。 | 学習者が自身の学習に責任を持つ。 |
例 | 新入社員研修 | ITトレーニング、管理職研修 |
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