2006年10月18日水曜日

自己血輸血と身内の血

かねてから身体に疾患を抱えているため、この11月に入院し手術治療を行うことにしました。手術の際には輸血の可能性もありますが、肝炎やウィルスへの感染を考え、自己血輸血でお願いすることにしました。自分の血液は800ml採血するようですが、足りない可能性もあるため、従姉妹の血でお願いしたところ、「血縁の近い人は危険です」と言われました。

GVHD(移植片対宿主病)の一種だそうです。DNAの近しい白血球が体内に入ると、自分の白血球からは外敵とみなされず、仲間だと勘違いしてしまうことがあるそうです。その後しばらくして、新たな白血球が、本来の自分の白血球を外敵とみなしてしまい、攻撃することがあるようです。

輸血される血液は、放射線をあてられ、白血球などは含まれないように処置がされますが、完全に滅せられている保証はないため、このようなGDHDのリスクがあるようです。ちなみに、「発症したら、まず死にます」と医師には言われました(汗)

骨髄移植などは血縁者の方が拒絶反応が少ないと聞きますが、輸血の場合はそうではないようですね。身内に輸血を頼む際には、妻の血縁者とか、直接血のつながりの無い人にお願いする方が良いそうです。

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