2006年11月30日木曜日

11月30日の病棟にっき

肺気胸は、心臓の手術とはまったく関係ないところで発症したようです。自然気胸なので、まずは肺の穴が塞がるかどうか経過を見るとのこと。

しくみはよくわからないが、右胸に挿さっているドレーン管で、しぼんだ肺を元に戻して、穴が塞がるのを待つそうです。

とにかく右胸、脇腹、背中が痛いです。心臓の傷の痛みが感じられないくらい。

運が良かったのは、心臓手術の直後じゃなかったことと、妻の仕事が休みだったこと。一人では病院にたどり着けなかったと思う。

胸部外科ではなく呼吸器内科の担当らしいので、病棟を移動するかもしれません。

トイレには歩いて行ってますが、痛みのため牛歩。食欲はまあまあ。ただし食事中も痛くて疲れてしまう。

肺気胸で再入院しました

背中の痛みに耐えられず、救急外来へタクシーで行きました。採血・心電図・レントゲンを撮ったところ、肺気胸を起こしていることが発覚。

胸に麻酔をしてチューブを挿し、しぼんでいる右肺をふくらます処置をERで実施。処置後、以前いた病棟に再入院しました(T_T)

産婦人科で研修中の耳鼻科志望の研修医に、点滴を三回刺された(T_T)

取りあえず処置は無事に済んだようなので、もう寝ます。心臓の傷より痛いです。一週間くらい入院予定。

背中が痛い

昨日の外出は思いのほか疲れたようで、今朝は10時30分頃起床。妻は食事を用意して、どこかへ出かけたみたい。まだだるいので、軽く食べてから薬を飲んで再び布団へ。

12時に目が覚め昼食。気分は悪くない。痰が出る。直後から背中に痛みが走る。

それからずっと痛いので横になってます。傷とは無関係と思われるのですが、原因がわからない。咳をした時に背中を痛めたか?

2006年11月29日水曜日

新車が買えますよ

今日、手術・入院費用を支払ってきました。
総医療費(患者負担額はそのうちの3割)を見ると、某スポーツセダンが新車で買えます。

11月28日のリハビリにっき

今朝の体重は55.6kg。
朝の体重は前日の夕食の時間に影響するみたい。
今日は退院後の初通院。あわせて電車での初外出。
検査の予約もあるので通勤ラッシュの時間に家を出ました。

こういう身体状態で思ったこと。

  1. 通勤中の人は歩みが速い。
    速く歩けないことはないのですが、先は長いし疲れてしまうので、のんびり歩いていきました。右側をすごい勢いで抜き去られていきました。


  2. 通勤中の人は道を譲らない。
    混み合った駅を歩いていると、対向者とぶつかりそうになったり、すれ違う時に触れ合うことがあると思います。元気な身体なら避けながら突き進むところですが、今の自分には無理。そこで、対向者と歩むラインが交わりそうな際には「立ち止まる」ことにしました。不思議なもので止まっている人には突っ込んでこないんですよ。しぶしぶ避けてくれます。また、突っ込んできた際も避けやすいです。


  3. ドアが重くて入れないところが多い。
    重いものを持つことが禁止されています。胸の傷の治りに影響するので、傷に負荷のかかる動作もNGです。そこで困るのは手動のドア。「押す」時はなんとかなるのですが「引く」時が辛い。誰かが開けたところに便乗して滑り込んでます。病院のレントゲン検査室のドアも重かった。もちろん開けてもらいましたが。自動ドアの素晴らしさを実感しています。


  4. 見た目でアピールしないと席に座れない。
    電車には高齢者、妊婦、身体障害者、怪我人に対する優先席がありますが、見た目が該当しないと譲ってもらえないですよね。今の自分が仮に具合が悪くなっても席を譲ろうとする人はいないだろうな、と思いました。頭に包帯とか巻いておくか。血糊でもちょこっと付けて。ちなみに今日は体調良かったので立っていきました。




さて、検査はレントゲン・心電図・採血。
採血は左腕に刺してもらうが、血管を外してしまったらしく血が出てこない。しょうがないので右腕でやりなおし。おばさんに謝られた。
「本当にごめんなさい、痛かったでしょ?良い血管だったのに。良い血管だったのに。本当に良い血管だったのに。ごめんなさいね。良い血管だったのに・・・(繰り返し)」
しきりに「良い血管」を繰り返すおばさんw

次はA先生の診察。
レントゲンを見るとエドワーズMC3人工弁輪がクッキリ見えました。あと胸骨を繋いでいる針金も。これが身体に入ってるんだからすごいね。心臓音、心電図、触診も問題ないようです。ワーファリンのPT-INRは2.17でいい感じ。体重変化・痰が出ること・咳で傷が痛む・傷が突っ張る・楽な姿勢が無い・肩が凝る・声が出ない・職場復帰時期・etc...を相談する。まだ身体の状態は本調子ではないので、焦らずに徐々に回復していくのを待つように言われる。

職場復帰に関して。年末復帰は問題ないと思うが、まずは通勤往復でリハビリするように勧められる。先生の見立てでは、実務に就くのは年明けが良いとのこと。

--- 追記 ---
電車での外出、結構疲れました。
階段多くて嫌になっちゃう。

Firefox2とGoogle ツールバー

Firefox2で頻繁にフリーズで、Google ツールバーを無効にしたら、安定して動作するようになったと書きましたが、その後の情報です。

Firefox 用Google ツールバーヘルプの中にも、Google ツールバーの問題を指摘する人が多数いるのですが、その中に「オプション」-->「PageRank表示」のチェックを外しておくと安定するという報告がありました。(Mac Userな友人からも同じ情報を教えてもらいました)

確かに「PageRank表示」をオフにしておくと、フリーズすることなく安定して動作していますね。でも私の場合「PageRank表示」のためにこのツールバーを入れているので、解決にはなっていなかったりします。

また、pLab blogさんで別の回避方法が紹介されていました。

pLab blog
FF2 on Intel Mac フリーズ のその後



「表示中のサイトに偽装サイトの疑いがある場合は警告する」のチェックを外すという方法なのですが、私の場合「PageRank表示」が有効な状態だとフリーズしてしまいました。

取りあえず「PageRank表示」はあきらめました。

2006年11月28日火曜日

11月27日のリハビリにっき

今朝の体重は55.8kg。

午前中はAmazonにて、昨日物色していた本を購入。
残りの休職期間で読もうと思う。

花よりもなほ 通常版

午後はDVDを観て過ごす。
妻が借りてきたのだが、結構おもしろかった。
岡田准一ってかっこいいね。

胸の痛みはだいぶ薄れてきた。
普通にしていればあまり感じない。
ただ咳をするときは、やはり痛い。
肩がこるのは相変わらずだが、妻の座椅子が思いのほか楽なことを発見。
いないときは借りることにします。

Backupを使ってデータをバックアップ

昨日、友人とチャットしていてiPhotoのバックアップの話になりました。
そういえば最近バックアップしていなかったことを思い出し、
不安になったので、一気に全部DVDに焼いてしまおうと考えました。

iPhotoの画像を手動でDVDへ移してもいいのですが、
9500枚も画像があると、なかなかそうもいきません。
まるごとバックアップするのに良いアプリケーションがあります。
.macに加入しているとダウンロードできるBackup 3.1です。



あらかじめ用意されているバックアッププランは次の4つ。


  • ホームフォルダ

  • 個人のデータ設定(iCal、Safari設定、アドレスブック、キーチェーン、スティッキーズ)

  • iLifeの設定(GarageBandプロジェクト、iDVDプロジェクト、iMovieプロジェクト、iPhotoライブラリ、iTunesライブラリ、iWebサイト)

  • iTunes Storeで購入した曲、ビデオ





これ以外に、自分で好きなファイルを設定することができます。
また、バックアップ先は.macのiDisk、ハードディスク、CD・DVDから選択できます。
複数のCD・DVDにも分割して保存してくれるので、
メディアさえ用意できれば、容量分配などを気にする必要がありません。
なお、バックアップしたアーカイブからのリストア(復元)も可能です。

私は、もっぱらDVD-Rに保存していますが、
大容量ハードディスクを持っている人はさらに手間もかからず便利ではないでしょうか。
.macユーザーは使わないともったいないですよ。

2006年11月27日月曜日

極細ポッキーCMの曲

新垣結衣で話題の極細ポッキーのCM
あの曲はORANGE RANGEだったんですね。

ずっと耳から離れなくて。刷り込まれてます。

11月26日のリハビリにっき

今朝の体重は55.8kg。

今日は妻の母と妹が遊びにきました。
iPhotoで新婚旅行や結婚式の写真を見て楽しむ。
家で昼食後、ディズニーシーのお土産を食す。
ディズニーシー5周年記念のユーハイムのバームクーヘン。
箱がかわいい。4人で食べるにはピッタリの大きさ。









その後、Amazonを物色しつつ友人とチャット。

#仕事と離れて生活していると、会話に飢えてくる自分がわかる。
#今日のチャットはそんな乾きが潤せました。Thanks!

2006年11月26日日曜日

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society

TUTAYAで借りて観ました。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society O.S.Tでも書きましたが、ORIGAと菅野よう子の曲に鳥肌が立ちました。
2nd GIGからの流れで楽しめることはもちろんですが、
士郎正宗の原作、押井監督の映画版からのファンにも「お!?」と思わせるシーンや台詞が随所にあります。
神山監督は、原作への回帰にて幕をおろしたというところでしょうか。
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊イノセンスよりも入門編にはふさわしいかも。

セルDVDには特典もあるみたいなので、購入を検討中。

11月25日のリハビリにっき

今朝の体重は55.7kg。

今日で退院から一週間経ちました。
断然回復している自覚はあるのだが、
手術前と比較すると、かなり頼りないのも確か。

安静状態から何か行動を起こす際の動作が重い。
例えば、コタツに長時間座っていて、トイレへ立つ時など。
一度動き出してしまえば、全然苦にならないのだけど。

散歩もそうかも。長時間ブラブラ歩いているのは苦にならないが、
家を出て歩き始める時などは、身体が重く感じる。
ギアをトップに持っていくまでの力の回復がまだまだなのかも。
あと3週間でどれだけ日常生活に戻れるかが楽しみ。

特に変わったこと無し。家でDVDを見る。
相変わらず肩がこる。痰も出る。

ディズニーシーは晴れてますか?

今日は天気も良くて、ディズニー日和な土曜日ですね。

何年くらいディズニーランドに行ってないんだろう。
ディズニーシーも3年前に一度行ったきりです。
タワー・オブ・テラーとかレジェンド・オブ・ミシカとかブラヴィッシーモ!が見たい。

2006年11月25日土曜日

11月24日のリハビリにっき

今朝の体重は55.7kg。

午前中は近所を散歩。
TUTAYAで『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』のDVDを借りる。
その後、スタバのソファ席が運良く空いていたので、のんびり読書。
相変わらず痰が出るが、咳き込むたびに傷が痛むので辛い。

昼食のため帰宅。
午後は妻のiBookにMac OS X(10.3.9)をインストール。
Mac OS 9だと、最新のFlash Playerが対応していないらしく、
ディズニーシーのコンテンツが見られないと不平を言う妻。
自分のMac Book ProでS.S.SのDVDを観ながらセットアップを進めております。

そろそろ夕食。

キャリアへの考え方

キャリアに「目標」は必須ではないという記事より。

ですから、目標やビジョンがないからといって、落ち込まないでほしいのです。価値観と目標のどちらかが大事、といっているわけではありませんし、どちらか1つがなくていい、といっているわけでもありません。つまり、

  • 将来の夢や目標から発想したほうが動機付けられる人=ビジョン型

  • 自分のこだわりや価値観に沿って、日々それを満たしているうちに充実した人生を送れる人=価値観型


 この2つの傾向があるのです。別の言い方で、「未来への実現がやる気を引き出す人=ビジョン型」と、「今、大事なものを満たす方がやる気がでる人=価値観型」とも表現できます。
2006年11月21日 ITmedia Biz.ID



なるほど。「夢」や「目標」がある人の方が、確実なキャリアを歩んでいけると思われがちですが、それだけではない。「こだわり」や「価値観」を持つことで、キャリアにつなげていくという考え方があるのですね。

スタンフォード大学の研究ですが、学生が卒業するときに、寄せ書きに自分の目標を書いた人のほうが、その後、精神的に充実した人生を送り、収入もほかの人の数倍から数十倍あった、という統計があります。だから、ビジョンが大事、目標が大事、というわけです。


ところがこれと相反するように、クランブルツ博士の「Planned Happenstance Theory」という考え方があります。この博士は「キャリアの8割は偶然によって決まる」というのです。「あの仕事に就きたい」と思って就いている人は 2割しかいないのです。だいたいは、たまたま知り合った人に声を掛けられたり、たまたま配属されたりして、現在のキャリアを築いている。だから未来の目標やビジョンを設定するよりも、自分の大事なものを軸にして、アンテナを広げていろんなものを吸収したほうがいいですよ、という言い方をしています。これは価値観型を支持する考え方です。


このように、どちらがダメということではなく、どちらの傾向が強いかということでキャリアへの考え方が変わっていくのだと思います。具体的な「ビジョン」がすぐに出てこなくても、日々の仕事の中で「こだわり」や「価値観」を掘り下げていくことはできるはず。その「価値観」をもっと充実させるにはどうすればいいか?こう考えた時に「ビジョン」が見えてくるのでしょう。

診断テストが載っていましたのでやってみました。「ビジョン型:6」「価値観型:10」
私の場合は「価値観型」の傾向が強いですね。でも「ビジョン型」へのこだわりも少々ありというところに、なんとなく納得。

2006年11月24日金曜日

11月23日のリハビリにっき

今朝の体重は55.6kg。

今日は寒いので一日家にいました。
声がいつもより良く出ましたが、昼食後、痰が出せずに苦しむ。

喜風堂のどら焼きにはレモン味があり、それを半分食す。
バターの香りは同様だが、レモン味の白あんが美味しい。ヤバい。

今は菅野よう子の音楽にひたって幸せです。
S.S.S.のDVDをTUTAYAに探しにいこうか迷い中。


--- 19:21 追記 ---
胸の傷に貼られていたテープが、昨日の入浴時に半分くらいはがれてしまい、
服を着るとガサガサと当たって気になるので、
カサブタを取らないようにすべて取ってしまう。
念のため病院に聞いてみたが、問題無いとのこと。
テープが無くなったら、胸の突っ張る感じが少し解消して楽になりました。

2006年11月23日木曜日

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society O.S.T

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society O.S.T

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXの新作「Solid State Society」のオリジナルサウンドトラックが届きました。スカパーで放映されていた本編はまだ見てないのですが、今回も菅野よう子さんにヤラレタ感じです。1曲目のORIGAで鳥肌が立ちました。しかも2nd GIGのエンディングで流れていた曲も収録だなんて気が利いてる!

S.S.S.のDVDも買ってしまおうか検討中。家ではスカパー見れないし。DVDレンタルされるかな?

Mac OS Xに深刻な脆弱性が見つかる

ITmedia Newsで報じられていました。

Mac OS Xに深刻な脆弱性
ユーザーがSafariを使って悪質なWebページを訪問すると、攻撃者が任意のコマンドを実行することが可能になり、システムを制御されてしまう恐れがある。
2006年11月22日 ITmedia News


Mac OS X 10.4.8とそれ以前のバージョンは注意が必要だそうです。回避策としてSafariユーザーは「環境設定」→「一般」の「ダウンロード後、"安全な"ファイルを開く」のチェックを外しておくことが薦められています。Appleからのパッチもまだのようです。

11月22日のリハビリにっき

今朝の体重は55.4kg。
一日ごとに傷の感触が変化するのを実感。
今日は傷の突っ張った感じがちょっと薄れてきた気がしました。
ひどいのは肩こり。胸に傷があるせいで、妙な力が肩に入ってしまう。
リラックスした楽な姿勢がなかなか見つからないのが辛い。

午前中は家でのんびり読書。
そのままウトウトしてたら、妻が帰宅。
お土産に喜風堂のどら焼きを買ってくる。大正10年創業の和菓子店。

どら焼 バターの香りふんわり洋風
この店のどら焼は少しだけ洋風だ。こげ茶色をして焼き色のついた皮に、ふんわりとバターの香りがするからだ。
2005年1月27日 読売新聞



ほんのりバターの香りのするどら焼きを半分食す。
二代目の店主が若者をひきつけるために工夫したらしい。

昼食後、お見舞いでいただいたMOCHI CREAMを楽しむ。
冷たくて美味しい。東京では錦糸町のolinasにお店があるみたい。
恵比寿三越にも先月オープンした模様。いろんな味があって楽しいです。

お腹がふくれたところで外出。
余裕があったら電車に乗ってと思っていたが、今日のところは近所の散歩にしておく。
川沿いをゆっくり歩く。ここは途中にベンチがあるので休憩しやすい。
カバンのお店やブックオフを物色。スタバで休憩後、帰宅。

これから夕食。お腹が空いてきました。
今日はおやつを食べ過ぎ。甘いものはちょっと控えよう。

2006年11月22日水曜日

リンク先をプレビュー表示「Snap Preview Anywhere」

Snap Preview Anywhere」を当ブログに導入してみました。リンク箇所にカーソルを合わせると、リンク先の画面をプレビュー表示してくれます。ただしキャッシュが無いとプレビューの取得に少々時間がかかるみたいです。ネタフルさんで詳しく紹介されています。



ネタフル
リンク先のプレビュー機能を提供する「Snap Preview Anywhere」


なお、WordPress用のプラグインを作った方がいらっしゃるようで、それを使ったところ、非常に簡単に導入できました。



Ajay - On the Road called Life!
Snap Preview Anywhere Plugin

Firefox2で頻繁にフリーズ

Firefox 2ダウンロード開始にも書きましたが、自宅のMac Book ProではFirefox2をメインブラウザとして使用しています。

ところが10分に1回はフリーズしてしまい、非常に困っています。アドオンやテーマが怪しいと思い、組み合わせを変えて使用していたところ、Google ツールバーを無効にしたら、安定して動作するようになりました。同じようなユーザーがいないかどうか調べてみると、結構いらっしゃるみたいです。Googleさん、早く直してくれないかな・・・。

11月21日のリハビリにっき

今朝の体重は55.5kg。毎日ほぼ横ばい。
午前中はネットをして過ごす。
妻が「みたらし団子(餡入り)」を買ってくる。
プーアール茶を飲みながら食す。

昼食はオステリア・アゴスティーニで。
チキンのトマト煮はやわらかくて美味しかった。

オステリア・アゴスティーニ

その後、近所を散歩。
明日発売の菅野よう子のCDを探したが、まだ見つからず。
まだ渋谷へ行くのはキツいのでネットで買うことにする。

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物


食品会社の元トップセールスマンが、食品加工の裏側を明らかにします。「白い粉」から豚骨スープができてしまう。そんな序章からグイグイと引き込まれてしまいました。スーパーやコンビニで売られている食品がいかに添加物だらけであるか、低級タラコが美味しそうな高級品に変貌する加工過程など、私たちの目の届かないところでいかに安く、安易に食品が作られているのかがわかります。



この本を読んだ後は、何か食べる(買う)時に必ず原材料表示を意識するようになりました。神経質な人だとスーパーで買い物できなくなってしまうかもしれませんね。ただし、この本は添加物の危険性を警告しつつ、それらを完全に否定するのではなく、添加物のメリットについても言及しています。確かに便利ですから。




食品の裏側を見てください。台所にない名前が書いてあったら、それは添加物です。
安部 司 『食品の裏側―みんな大好きな食品添加物』




最後まで読むと、食品業界の内情はよくわかるのですが、消費者がどのように対応していけば良いのかという部分に関しては、ちょっと弱いように思いました。でも消費者の無関心さが添加物の氾濫を生み出していることを訴え、自分たちが口にしているものを常に意識していこうと呼びかけには賛同できました。

2006年11月21日火曜日

11月20日のリハビリにっき

今朝の体重は55.5kg。
ちょっと寝坊して8時半に起床。朝食後、妻は外出。
午前中は雨が降っていたのでメールなどを書いて過ごす。
昨日録画した『デイ・アフター・トゥモロー』を観る。
劇場で観た時ほど面白く感じなかった。
昨日ほど咳も痰も出ず、わりと楽に過ごす。

妻の帰宅後、一緒に昼食。
晴れて来たので外出。近所のスタバで読書。
昨日は疲れて断念したTUTAYA2Fで新作チェック。

妻から探し物のメール。
電話で説明を試みたが、声がうまく出ず、
咳き込んでしまい痛い目にあう。なんとか通じましたが。

帰りにエルリックの未訳新刊本を購入。
歩いてもすぐ疲れてしまうことはなくなりました。
あまりスピードは出せないですけど。ゆっくりね。

これから夕食。うどんを茹でます。

2006年11月20日月曜日

ロードランナー

ロードランナー

ファミコンで小学校の時にはまってました。でも初めてプレイしたのはPC版の味気ないやつだったような気がします。

DS版ロードランナーは「ロードランナー50面」「チャンピオンシップロードランナー50面」「詰めロードランナー30面」の全130面をプレイできます。キャラクターのデザインは現代風のアレンジ版の他、昔のオリジナル版でも楽しめます。(BGMも)

チュートリアルがついていて初心者にも優しいです。チュートリアルを全部クリアすると、130画面分の解答も見れるようなので、解けなくてストレスが溜ることもなさそうです。ただし、旧ロードランナーはプレイする面を自由に選べたのですが、このDS版は順番に解いていかないとダメみたい。どこかで画面が選べるのかな?

私が小学校3年〜4年くらいの時にファミコンを買ってもらい、その時に初めて買ったソフトが「チャンピオンシップロードランナー」でした。11面〜50面まではパスワード制になっていて、順にクリアしていくと次の面のパスワードがわかるしくみでした。

昔を懐かしみながら楽しむにはおすすめの1本。

11月19日のリハビリにっき

今朝の体重は55.4kg。
朝食後、痰がなかなか出ずに苦しむ。(傷にひびく)
午前中は近所を徘徊。コンビニで立ち読み。
銀行でお金をおろし、TUTAYAでCDとDSのゲームを購入。
雨が降ってきたのであわてて帰宅。
午後はあったかくしてMacに向かっています。

デセプション・ポイント

デセプション・ポイント〈上〉
デセプション・ポイント〈下〉

妻に薦められて入院中に上下を2日で読み切ってしまいました。『ダ・ヴィンチ・コード』のダン・ブラウンの作品です。ラングドンシリーズとは異なり、宗教色は全く無し。大統領選やホワイトハウス、NASAなどを巻き込んだ陰謀の話です。実在する近代兵器などがふんだんに取り入れられ、「本当?」と思ってしまう技術なども登場します。NRO(国家偵察局)という聞いたこともなかった実在の組織などにも言及されており、それだけでも興味深いです。

ストーリーの進み方も『ダ・ヴィンチ・コード』と共通しており、場面の異なる短い章が連続し、飽きること無く読み進めていけます。また、常に主人公と共に読者も謎を抱えていくため、ラストで明らかになる黒幕は想像もつきませんでした。(というか、まんまと騙されてました)

2006年11月19日日曜日

退院しました

今朝、無事に退院しました。病院から家まで、電車で帰ってきましたが、結構疲れました(-_-;)徐々に行動範囲を広げ、慣らしていきたいと思っています。当分は家の周りをうろうろしてます。

医師にも、職場復帰は4週間以上と言われました。また傷は、出血防止の再手術をした影響で、完治は通常より遅いだろうとのこと。

これまで、メールやコメントをいただいた皆様。またブログを見守っていただいている皆様。本当にありがとうございます。痛みや治療で辛い時の皆様の言葉は大変うれしく、これ以上にない励みになりました。

引き続き、当治療の様子は「病棟にっき」改め「リハビリにっき」ということでkemi-logにてお楽しみくださいm(_ _)m


2006年11月18日土曜日

胸の感覚

左胸に痛みを感じます。最初、心臓が痛いのかと思ってあわてて相談したら、胸の骨と筋肉をいじってるために感じる痛みだとか。鼓動が早くなったり、呼吸が苦しくなるなどの症状がなければ、体内の心臓は問題無いとのこと。

手術では、喉の下あたりから真っ直ぐにメスが入り、左の胸は機械でグワッと開かれたそうです
(>△<)

左胸は、しばらくは無感覚で触っても何も感じなかったのですが、痛みを感じて触ってみると、少し感覚が戻ってきているみたいでした。

11月17日の病棟にっき

今朝の体重は54.6kg。昨日とそれほど変わってないです。

ホルター心電図が外れました。24時間心電図を記録してくれる機械です。記録媒体はCFカード。デジタルデータで保存されます。きっと分析も簡単なんでしょうね。通常と異なる波形の比較なんて簡単そうですし。

今朝、利尿剤を飲む時に、2錠飲まなくてはいけないところ、1錠しか飲んでいなかったことが発覚。飲み足りなかったのは1日だけ。そのチェック担当だった看護師は厳しく注意された模様。「kemiさん、本当に昨日は1錠しか飲まなかった?一昨日ではなくて?」と恨めしそうに聞かれました(^^;)昨日と一昨日で担当が違うので、責任の所在も異なるようです。

今日は午後に来客あり。仕事の出張帰りに寄ってくれました。ありがとう。移動テーブルのユーザビリティをぜひ改善してくださいな!>Shin

さあ明日は退院!最後の夜を満喫しようと思います。

2006年11月17日金曜日

退院決定

先ほど、循環器内科のI先生と、胸部外科のI先生が来ました。
「kemiさん、明日退院です」
「え゛?(@_@)」

ということで、あまりに急なので明後日の土曜日にしてもらいましたが、退院が決定しました。

不整脈については、若い人にはたまにある症状かもしれないとのこと。症状としては、心臓は心房→心室の順番で伸縮して脈を刻むのですが、心室の伸縮が一拍抜けることがあったようです。

念のためにホルター心電図を付けてチェックをしますが、先生方はそれほど深刻には考えてない模様。チェックの結果は外来で見るそうです。

不整脈

深夜、睡眠中に不整脈が何度かあったみたいです。詳しく調べるために、ホルター心電図という、24時間連続で心電図を記録する機械を付けています。

ワイヤーを抜いた時点では不整脈は出ていなかったようです。抜かない方が良かったのかな。ホルター心電図の結果次第では退院が延びるかもしれません。

2006年11月16日木曜日

11月16日の病棟にっき

利尿剤の効果で体重が毎日減ってます。今朝は54.5kgでした。

採血をしたので、ワーファリンの効果がもうすぐわかります。レントゲンも撮りました。週始めには胸水はだいぶ減っていたらしいので、経過が順調だといいと思います。

手術後は痰が発生しやすくなるのですが、なかなか出せなくて大変。まだ咳込むだけで、胸がすごく痛みます。また、手術後に出なかった声が、だいぶ出るようになってきました。ただ無理して出すと咳込んでしまうので、話すのが結構辛いです。

今日は午後、教授回診があるらしい。白衣の集団がぞろぞろやってくるやつです。結構緊張します。でも、病院を舞台にしたドラマでもよくあるシーンですが、テレビはおおげさに描かれすぎだと思う。

11月15日の病棟にっき

喉の下から胸に15~20cmの真っ直ぐな傷があります。今回の手術で開胸した箇所です。お腹にもいくつもの穴の塞がった痕があります。チューブやワイヤーの挿さっていた箇所です。

今日の回診で全部の覆いが取れました。もう消毒もいらないみたい。

妻は今日、仕事が休みらしいので病院通いもお休みしてもらいました。明日は義弟・義妹と一緒に来る予定。

2006年11月15日水曜日

入院時からの体重変化

病棟で毎朝体重を計測。

10月31日 / 59.8

11月1日 / 58.7

11月4日 / 59.0

11月5日 / 58.6

11月7日 / 58.4

11月8日 / 59.5

11月9日 / 60.0

11月10日 / 59.6

11月11日 / 58.4

11月12日 / 57.2

11月13日 / 56.4

11月14日 / 56.1

11月15日 / 55.7

11月9日をピークに下降中。食事は9日くらいから完食。むしろ足りない(>_<)

2006年11月14日火曜日

11月14日の病棟にっき

午前中にI先生の回診。昨日の検査の結果、三尖弁の逆流は改善されているとのこと。手術前は4段階の「4」で重度の逆流でしたが、現在は「1」と「2」の間くらいということで軽度の逆流です。

仮に人工弁に置換していれば、逆流はさらに少なくなるかもしれませんが「生活の質(QOL)」を考えると、軽度の逆流が残っていても、自分の弁で生きていける方がメリットに思います。

不整脈も出ていないとのことで、残してあったワイヤーも抜かれました。身体から紐がスルスルと出てくるのはあまり気持ち良いものではなかった(-_-;)

ワーファリンの効き目を一定に調整するため3日くらいかかるようですが、それが終わったら退院です。防水シールを貼って今日からシャワーも許可されました。

ということで、今週中に退院できるかも。週末にお見舞いを予定されている方にはお会いできないかもしれません。


11月13日の病棟にっき

午前中の回診。傷の消毒をする。お腹にもうチューブの類いは挿さってないと思っていたのだが、実は2本のワイヤーが挿さっていることが判明。このワイヤーも心臓まで届いているらしく、不整脈などを起こした際の処置に使うとのこと。抜くのは退院直前になるそうです。

検査はレントゲン、心電図、採血、心エコーまで。車椅子ではなく、歩いて検査に行きました。今日の検査結果次第で退院予定が決まるとのこと。そろそろ診断書の依頼とかしなくては。

今までは出血の心配があったので控えていたワーファリンの服用がスタート。まずは4mgから。三か月くらいは血栓予防のために続けなくてはならないので、しばらく納豆禁止です。

2006年11月13日月曜日

人工弁と生活への影響









今朝は納豆が朝食に出ました。今後は納豆を食べる度に、手術で粘ってくれたA先生を思い出すでしょう。

弁膜症の治療で弁置換手術を行う場合、置換する弁には「生体弁」か「機械弁」が用いられます。それぞれ素材・寿命が大きく異なります。

機械弁の素材は金属で耐久力に優れています。個人差はありますが、20~30年以上(もっと長いという意見もあるみたい)はもつと言われています。一度置換手術を行えば、再手術の可能性が低いのがメリットです。

ただし機械弁は身体にとって異物であり、血栓ができやすくなってしまう問題があります。血栓が脳に飛んでしまうと脳梗塞を起こすなどの危険があります。

血栓を予防するためには、生涯「抗血液凝固剤(ワーファリン)」を服用することになります。血をサラサラにする薬です。常にワーファリンの効き目を一定に維持し、血栓ができるリスクを回避しなければなりません。

ワーファリンの効き目は、食生活の影響を受けやすく、特にビタミンKの過剰な摂取が禁止されます。主に「納豆・ブロッコリ・クロレラ」などが相当します。ビタミンKは緑野菜にも多く含まれていますが、これらは過剰に摂取しなければ大丈夫なようです。

また、ワーファリンは血をサラサラにしますが、出血が止まりにくいという合併症の危険もあります。

一方の生体弁はブタの心臓など、人間の心臓と比較的近い素材でできているそうです。そのため置換手術後、一定期間はワーファリンの服用が必要ですが、いずれは必要がなくなります。

生体弁は身体への親和性は高いのですが、弁そのものの寿命が短いということがあります。私は8年くらいだろうと説明されました。この場合は再度、新たな弁に置換する手術が必要になります。

ワーファリンの服用が必要ないため「生活の質(QOL)」の向上を求めて生体弁を選ぶ人も増えているようです。

備忘録:お薬









今回の入院中に飲んできたものすべて。(写真は昼食後分)

・ロキソニン錠
痛みや炎症を抑えたり、熱を下げる薬。

・カロナール錠
痛みや炎症を抑えたり、熱を下げる薬。

・ボルタレンサポ
熱を下げ、痛みや炎症を抑える坐薬。

・バイアスピリン錠
血を固まりにくくし、血栓ができるのを抑える薬。

・ムコスタ錠
胃の粘膜を保護する薬。

・クラビット錠
炎症を引き起こしている細菌感染症の原因菌を殺菌する薬。

・ラシックス錠
尿の量を増やして、体内の余分な水分を排泄し、血圧を下げたり浮腫みをとったりします。

・アルダクトンA錠
尿を出して浮腫みをとり、血圧を下げたりします。

・レンドルミンD錠
寝付きをよくする薬。

・ガスターD錠
胃酸の出過ぎを抑え、胃や十二指腸の炎症をしずめます。

・フェルムカプセル
体内における鉄分を補給し、貧血を改善。

以上。

2006年11月12日日曜日

11月11日の病棟にっき

今日の回診も傷の様子を軽くみておしまい。リハビリを引き続き頑張るように言われる。お腹のチューブが挿さっていた場所は、ずっとガーゼされてるけど、このままでいいのかな。

胸の傷がつっぱる感じなので、どうしても前屈み姿勢になってしまう。胸をはっても傷には影響ないそうなので、姿勢良く歩こうと思う。

リハビリは病棟5周の日。「2セットはやるようにしてくださいね」とのこと。合計10周だから約1kmです。午前中に1セット完了。夕食後に2セット目をこなす。

今日は午前・午後ともに来客あり。明日も検査は何もなーし。

2006年11月11日土曜日

11月10日の病棟にっき

今日の回診は傷の様子をみておしまい。傷そのものも順調みたい。カユクなってきましたし、痛みも以前ほどひどくないです。

リハビリは病棟4周の日。iPod片手に3セットしました。今日はちょっとラフにBoom Boom Satellitesで牛歩。

体重があまり落ちていないのが、先生は気になってたみたいで、水分制限が復活してしまいました。昨晩、シュークリームは食べちゃまずかったか(^^;)

人にもよりますが、術後の体重は少々落ちた方がいいとのこと。心臓手術直後は利尿機能が弱くなってしまい、尿が出ないことが原因で体重が増えると、腎臓に負担をかけてしまうことがあるようです。私の場合も、体重の増大こそありませんが、利尿を促す薬は毎日飲んでいます。食欲優先で食べ物に制限はないのですが、自制は心掛けた方がいいですね。

もう一つ気になるのは脈拍の高さ。100くらいあります。これは、手術時に大量に出血して、現在の血液が少ないためのようです。血が増えてくれば、変化があるのではないかと思っています。

妻が買って来た「紫いもプリン」は一口だけにしました。うまかったなぁ。

iCalとGoogle Calendarを同期する

iCalとGoogle Calendarを同期するための「Spanning Sync」というシステム機能拡張があるらしい。

これを使えれば、ずっとやりたいと思っていた、「Palm」「Mac」「Google Calendar」の連携が簡単に取れるかも!

ネタフルさんの昨日のエントリーにて紹介されてました。
http://netafull.net/macosx/016623.html
あぁ、退院して早く試してみたい(^^;)

2006年11月10日金曜日

夜は咳がつらい

夜は痛み止めをもらわずに、睡眠剤のみ服用にしてます。寝ちゃえば痛みは忘れてしまえるし。

ちなみに3食後薬は痛み止めがあらかじめ入ってる。

夜はね、咳とか痰が出そうになると傷にヒビイテ痛いの(>□<)
でも痛み止めはかなり強い薬なので、使い過ぎは厳禁な模様。胃も悪くしますし、時間も間隔を空けないといけないとか。


11月9日の病棟にっき

午前中の検診でどんなに痛いことをされるかと、わりと臆病になるこの頃。どうやら昨日抜いた胸骨下チューブの跡は「バチン」とは塞がないらしい。S先生から「今日は痛いことしませんから、リラックスしてー」と言われて苦笑。

とはいえ手術からもう1週間。じゃあ「バッコツしようか」と先生。ホチキスみたいなので傷は止めあわせてあるんだけど、それを抜きました。糸だったら「抜糸」なんだろうけど「抜鉤」って言ってた。チクチクと痛いじゃんよー(T_T)

昼は弁当持参の妻と病室で。マズい病院食を1人で食べるよりも食欲が湧くし、何より会話しながら食べるのが楽しい。

午後は10月30日以来の洗髪。サラサラヘアーが気持ち良い!やっときれいになりました。

歩行訓練は病棟3周の日。病棟3周を2セット歩き、1周を2セット歩く。わりとスタスタ歩けるようになってきているが、連続すると少々疲れてしまう。iPodはRie fuで楽しげに!

そして夕方、思いがけぬニュース。「16時に点滴抜きますから」
ということで晴れて、身体のチューブとお別れできた木曜日でした。

2006年11月9日木曜日

11月8日の病棟にっき

胸骨下チューブも外れた。痛かった(T_T)
微量出血はあるようですがもういらないだろうとのこと。明日、バチンってやるのかな?ビクビク。

執刀医のA先生が朝、検診に来ました。心臓の音はいいようです。逆流音がしなくなって、先生は相当満足みたい。確かに、普通なら人工機械弁にしてしまうような状況を、形成術だけでなんとかできたのは、先生の準備・手技・発想や判断力によるものが大きかったのかも。それだけこだわってくださったことには感謝です。(実験台という発想はさておき(^^;)

昨日は夜の痛み止めは飲まずに睡眠剤だけで眠れました。今日はペース配分を間違えないように歩行訓練。病棟2周を3セット行った。iPodを聴きながらぐるーり1周。音楽があると気分が違う。曲は村治佳織の「はちすずめ」からスタート。カヴァティーナというアルバムに収録。昔、本人が出演していたCMで弾いていて、その時以来彼女を聴いています。弦を弾く様子に見入ってしまいましたから。

点滴が血液でつまってしまい、また打ち直し。でも胸部外科の先生はみんな点滴がうまい。痛くないし、一発で終わる。4年前に肺梗塞を起こし、呼吸器内科に入院した時は、片腕に10回以上刺されたし。当時は「血管が細くて難しい腕なんですよ」と言われ、納得していたが、今日や昨日の先生曰く、「別に難しいとは思いませんけど」と言い放った!あんたはかっこいい!


2006年11月8日水曜日

術後1週間たちました(面会について)









家族、親戚、学友、職場、マイミクなどなど様々な方に毎日、ブログを見守っていただきありがたい限りです。

当初より見舞いはいつから可能かというご質問をいただいております。コメント欄でも「来週あたりどうか?」というお言葉をいただいております。
>よっちゃんありがと~

面会に際してですが、まず私の妻・母に必ず許可を取ってください。この二人に連絡の取れない方・面識の無い方に関しましては、私から来ていただける旨をご連絡差し上げるまではご遠慮いただきたく存じます。

毎日、傷が痛み、その度に皆さんのコメントやメールには支えられております。ありがとうございます。ただ、まだ、いつ体調が崩れてもおかしくない状態であるため、もうしばらくご協力いただければと存じます。

ちなみに写真は胸骨下のチューブから出ている出血。

11月7日の病棟にっき

胸骨下チューブはまだ外れない。微量だが出血あり。

昨日は熱もあり最悪な一日だったけど、今日は熱が下がり気分が良い。朝ご飯食べてから、病棟歩行一周を4回しました。ただはりきりすぎて、午後は疲れてしまった。(アホだ…)

着替えやトイレにも体力を使うので、無理せず続けていきたいです。歩行訓練のペース配分も聞いたので、明日からはもうちょっとマシなリハビリが送れると思う。

昼には妻、夕方には母が来てくれて感謝。

2006年11月7日火曜日

バチン!

一昨日抜かれた心のうチューブの穴、今いきなりバチンってふさがれた(T_T)

「麻酔するほうが痛いからね」って…。

11月6日の病棟にっき

現在身体のチューブはまだ2本。静脈点滴(漏れてしまい打ち直し)胸骨下に1本。

今日も歩行訓練。しかし朝から37.7度の熱があって身体は動かず。首や肩などの、手術傷以外の個所が痛い。水分制限も誤ってされてしまい、飲みたい水も飲めない始末。

にもかかわらず大部屋に移され、あとは割と放置プレイ。自分は看護師にいじめられてるのかと錯覚。立ってトイレに行ったけど疲れてしまい車椅子で戻る。

午後はレントゲンと心電図。どちらも自分で身体を起こすのが辛い。しかもなかなか迎えに来てもらえず車椅子に1時間くらい放置される。

ちょっとだけでも来てくれた妻と母のおかげで、凹んだ気持ちは少し上向き。今もトイレに歩いてきた。

明日はもう少し体調が良ければいいな。手術後の熱は想定内だし、先生が検査結果をみるには悪くないって。

2006年11月6日月曜日

11月5日の病棟にっき

現在身体のチューブは2本。静脈点滴。胸骨下に1本。

今日から歩行訓練。立ってトイレには行くことになりました。往復50mくらいだけどすごく疲れます。トイレに行ったらぐったりです。

明日以降、少しづつ歩行距離を延ばしていくみたい。病棟を自由に回れるまで回復したら退院みたいです。先は長そうだ…。

胸は相変わらず痛い。痛み止めはもらってます。立つと胸をかばって前かがみになってしまうのですが、そうすると首が重くなってきます。楽な姿勢が無いのが辛い。

2006年11月5日日曜日

11月4日の病棟にっき

現在身体のチューブは4本。静脈点滴。胸骨下と心のう?まで1本づつ。尿道に1本。

日中は採血、車椅子でレントゲン。食事は上体を起こしてベッドで食べてます。

胸は痛いです。傷もたまにズキンとするし、中も痛むことはあります。幸い出血は正常になってきているようなので、もう少し頑張ります。夜は睡眠剤と痛み止めの薬がもらえるので、なんとか眠れます。

食事は全部は食べ切れてませんが、少しづつ量も増やして食べるようにしています。

明日は日曜なので検査もおやすみです。
おやすみなさい
(_ _)Zzz

2006年11月4日土曜日

まだ出血がちょっとある









心配するほどではないらしい。心臓手術した人には必ずある、通常のレベル。でも、早く止まらないかなぁ。

2006年11月3日金曜日

個室にうつりました

励ましのメールやコメントをくださった皆さん、ありがとうございます。

まだ院内感染とかが怖いので家族以外の面会は無理な状態です。でも制限付きで食事もしてるし、歩行訓練も始まります。

まだ私は先生から詳細を聞いてないのですが、手術の時にいろいろとあったみたいです。

三尖弁には、付着物(黴菌?)の影響で穴が空いていたとか。逆流もひどかったみたいです。

また、私の三尖弁は独特な形をしていたらしく、なかなかリングがフィットしなかった模様。でも人工機械弁をなんとか使わずに処置していただけました。

ところがその手術後、に心臓を動かしてみると僧帽弁にも異常があったみたい。そちらも形成処置していただきました。いままで三尖弁の逆流に隠れて見つからなかったみたいですが、三尖弁が正常になったため発覚したみたいです。

しかし、以上の手術後にICUに一度入ったところ、心臓からの出血が止まらず深夜に再手術することになってしまいました。私の意識がハッキリしたのは再手術後なので、11月2日の朝ですかね。

取りあえず









手術は成功のようです。
痛いけど(>□<)

2006年11月1日水曜日

これより手術(更新中断)

さて本日は三尖弁閉鎖不全症の治療にともなう、三尖弁輪形成手術を行います。6時に浣腸を実施。7時50分に筋肉注射。8時20分に手術室へ入室です。

なにもかもうまくいけば3~4時間の手術とのこと。人工機械弁などが必要になると5~6時間になるかも。

術後はICU(集中治療室)に入り、ある程度回復してから一般病棟に戻ります。

見舞い可能なのは一般病棟に出てから1週間後くらいでしょうか。感染症の恐れがあるので、ある程度回復するまでは、病棟でも一部の家族のみとなります。

病棟に戻ったら更新再開しますのでよろしくーm(_ _)m

それじゃ行ってきまーす(`▽´)

10月31日の病棟にっき












明日の手術に備え、今日は早めに休みますので、ちょっと前倒して更新です。手術前の最後の更新かもしれないですね。ICUから出て可能なら更新再開しますね。たぶん1週間くらい中断します。

■午前
起床→モーニングサービス→妻来訪→麻酔科医説明→ランチ

■午後
ICU用荷物整理→売店物色→手術室看護師挨拶→臍処置→入浴→ディナー

■夜
飲食禁止→睡眠剤・下剤服用→消灯(_ _)Zzz

【雑感】
今日は検査も採血も一切なし。明日からの嵐の前の静けさを感じる(-_-)
臍処置なるものを施される。感染症予防のため、ヘソのゴマをきれいに取ることを言う。他人に耳の掃除してもらうのは気持ち良くて好きなので、ヘソを掘ってもらうのもさぞや気持ち良かろうと期待(>▽<)
まずは仰向けになり、ヘソにオリーブオイルを流し込む。ガーゼで蓋をして5分…。
「あ、ほとんど掃除の必要ないですね」と看護師。私のヘソは、掃除の必要はなかったらしい(T_T)
オリーブオイルを拭き取って終了。

インフォームドコンセントとか書類とサインがいっぱいあります。(写真)
・今回の診療についての患者ご本人のお考え(家族版もあり)
・入院診療計画書
・手術のインフォームドコンセント説明書
・輸血についての説明書
・特定生物由来製品使用についての説明書
・麻酔に関するインフォームドコンセントの説明書
・日本成人心臓血管外科手術データベースの説明書

全部で23枚もあるよ。みんな読むのかなぁ。(読んだけどさ)

【麻酔科医の説明】
手術の時は麻酔科医2名が麻酔・酸素・点滴・心電図・血圧・体温・尿量などなど、あらゆる全身管理をしてくれます。執刀医師に適切な状態で手術できるようにするのが仕事らしい。当日は次の手順で麻酔を使い、全身麻酔の中で手術は進みます。

1.前日21時より飲食禁止。麻酔で意識がなくなると、正常な嘔吐反射が失われるため、誤嚥性肺炎を起してしまうことがある。そのため胃の中は空にしておく必要があります。

2.前日夜は睡眠導入剤を使用します。ぐっすり寝ておくためですね。

3.朝、麻酔前投薬をします。麻酔を円滑に安全に導入するための薬です。肩に筋肉注射で行います(>□<)
これ痛いんだよなー
この後、ストレッチャーで手術室へ移動します。

4.手術室で手術台に移り、心電図・血圧計をつけ、点滴をさます。点滴は静脈と動脈の両方に刺します。動脈点滴、小学校3年時に号泣した記憶あり(-_-;)

5.ガス麻酔薬をマスクから吸い、意識がなくなります。私が記憶できるのはここまで。以後は全身麻酔の中で実施されます。

6.観血的動脈血モニタリング、中心静脈圧モニタリング、肺動脈圧モニタリングを行うため、首・手首・足のつけねの動脈・静脈にカテーテルを挿入します。全身で3か所かな?うち2つは心臓の近辺に届くまで進めるそうです。

7.径食道心エコーのカメラを口から食道に挿入。これはやったことあります。意識があると辛いです(^^;)

この他、胸から心臓や肺までチューブを挿すらしいです(>□<)なんじゃそりゃー!って感じです。どうやら手術後の方が大変そうですなぁ…(-_-;)