2006年11月1日水曜日

10月31日の病棟にっき












明日の手術に備え、今日は早めに休みますので、ちょっと前倒して更新です。手術前の最後の更新かもしれないですね。ICUから出て可能なら更新再開しますね。たぶん1週間くらい中断します。

■午前
起床→モーニングサービス→妻来訪→麻酔科医説明→ランチ

■午後
ICU用荷物整理→売店物色→手術室看護師挨拶→臍処置→入浴→ディナー

■夜
飲食禁止→睡眠剤・下剤服用→消灯(_ _)Zzz

【雑感】
今日は検査も採血も一切なし。明日からの嵐の前の静けさを感じる(-_-)
臍処置なるものを施される。感染症予防のため、ヘソのゴマをきれいに取ることを言う。他人に耳の掃除してもらうのは気持ち良くて好きなので、ヘソを掘ってもらうのもさぞや気持ち良かろうと期待(>▽<)
まずは仰向けになり、ヘソにオリーブオイルを流し込む。ガーゼで蓋をして5分…。
「あ、ほとんど掃除の必要ないですね」と看護師。私のヘソは、掃除の必要はなかったらしい(T_T)
オリーブオイルを拭き取って終了。

インフォームドコンセントとか書類とサインがいっぱいあります。(写真)
・今回の診療についての患者ご本人のお考え(家族版もあり)
・入院診療計画書
・手術のインフォームドコンセント説明書
・輸血についての説明書
・特定生物由来製品使用についての説明書
・麻酔に関するインフォームドコンセントの説明書
・日本成人心臓血管外科手術データベースの説明書

全部で23枚もあるよ。みんな読むのかなぁ。(読んだけどさ)

【麻酔科医の説明】
手術の時は麻酔科医2名が麻酔・酸素・点滴・心電図・血圧・体温・尿量などなど、あらゆる全身管理をしてくれます。執刀医師に適切な状態で手術できるようにするのが仕事らしい。当日は次の手順で麻酔を使い、全身麻酔の中で手術は進みます。

1.前日21時より飲食禁止。麻酔で意識がなくなると、正常な嘔吐反射が失われるため、誤嚥性肺炎を起してしまうことがある。そのため胃の中は空にしておく必要があります。

2.前日夜は睡眠導入剤を使用します。ぐっすり寝ておくためですね。

3.朝、麻酔前投薬をします。麻酔を円滑に安全に導入するための薬です。肩に筋肉注射で行います(>□<)
これ痛いんだよなー
この後、ストレッチャーで手術室へ移動します。

4.手術室で手術台に移り、心電図・血圧計をつけ、点滴をさます。点滴は静脈と動脈の両方に刺します。動脈点滴、小学校3年時に号泣した記憶あり(-_-;)

5.ガス麻酔薬をマスクから吸い、意識がなくなります。私が記憶できるのはここまで。以後は全身麻酔の中で実施されます。

6.観血的動脈血モニタリング、中心静脈圧モニタリング、肺動脈圧モニタリングを行うため、首・手首・足のつけねの動脈・静脈にカテーテルを挿入します。全身で3か所かな?うち2つは心臓の近辺に届くまで進めるそうです。

7.径食道心エコーのカメラを口から食道に挿入。これはやったことあります。意識があると辛いです(^^;)

この他、胸から心臓や肺までチューブを挿すらしいです(>□<)なんじゃそりゃー!って感じです。どうやら手術後の方が大変そうですなぁ…(-_-;)

2 件のコメント:

Togo さんのコメント...

「ケミがんばれ」

ねこおやじ さんのコメント...

いろんな所からたくさん侵入するのね、大変だ・・・

手術が無事に終わって、そして回復が順調でありますように・・・!