2006年10月31日火曜日

10月30日の病棟にっき












■午前
入院手続き→病棟入り→採血→ランチ

■午後
CT(造影剤なし)→レントゲン→呼吸検査→心電図→呼吸機能訓練→採血(動脈血)→ディナー

■夜
妻と母来訪→主治医・執刀医の説明→消灯(_ _)Zzz

【雑感】
久々に動脈血採血をされた。研修医Kくん、腕の動脈でトライするも、痛いだけで採血できず(T□T)
足のつけねの静脈より無事採血(-_-;)
動脈は静脈より深いところにあるため、痛いんだとか。2年前に入院した時のS先生は動脈を探しながら首をかしげていたが、今回のK先生は自信持ってやってやっていたから、まぁ不安はない。だけど、針は余計には刺したくないよ(>_<)

呼吸検査をしたが平均値に満たない。術後の改善に期待。

【主治医・執刀医の説明】
主に執刀医A先生から説明を受ける。すでに何度も聞いていることだが、これが最後の説明。手術は次の手順で進む。

1.右心房を切開。三尖弁を露出します。(人工心肺を使用)

2.三尖弁を心房側から覗き、弁の向こう側(右心室)にある、異物(血栓?)を切除します。異物は2か所。場合によっては弁を切り離して再結合したり、弁を支える腱さくを切って、変わりになる糸状の人工物を張る可能性あり。

3.三尖弁の弁輪部に糸を縫合し、リングを装着。ガバガバになっている三尖弁の口を引き締め、弁がきちんと閉じるように調節します。(画像は縫合中と縫合後)

4.一旦すべてを縫合し、心臓を動かしてみて、三尖弁の血液逆流が改善されたかを確認します。

5.リングの処置で改善しなかった場合は、再度切開し、リングを除去後、人工機械弁を取り付けます。

以上のような感じです。弁輪に装着するリングが、日本では10月から使用認可がおりた新しいものらしいです。欧米では4年以上の実績があるとのこと。私の症状にピッタリということで、執刀医みずから取り寄せて、使えるようにしてくれたとか。まあ、ある意味実績を作るため、ということもあるでしょうが。

あらためて手術の詳細を聞くと、すごいことするんだなあ、と感心してしまいます。私は全身麻酔で寝ているだけですが。

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